Blog Post

News from us
21 4月 2019

【メンバー脱退のお知らせ】

||
0 Comment
|

【メンバー脱退のお知らせ】

いつもアカシアオルケスタを応援して頂きありがとうございます。
Ba.佐野優が2019年いっぱいをもちましてアカシアオルケスタを脱退する事になりました。

佐野優から申し出を受けその後メンバー全員で話し合いを重ねた結果、このような報告となってしまいました事をファンの皆様、関係者の皆様にお詫び申し上げます。

佐野優脱退後につきまして「アカシアオルケスタ」は存続させていきます。
ただどのような形でという具体的な活動形態はまだ何も決まっておりません。
これから話し合いまた改めてご報告させてください。

以下、メンバーからのコメントを掲載させていただきます。






いつもアカシアオルケスタを応援してくれている皆様。
本当にありがとうございます。
バンド結成から10年以上続ける事が出来たのはバンドのメンバーはもちろん、応援してくれている皆様方や、関係者の皆様、周りの力に支えられてやってこれたからです。
感謝しても仕切れない思いです。

今回の僕の脱退発表で大変驚かれた事だと思います。

このバンドで得た全ての事は僕の中の大きな糧になり、今の様に成長させてもらう事が出来ました。このバンドにいたからこその経験も沢山させてもらえました。

僕は長年バンドの一員として活動しながら、1人の演奏家としての活動とを並行しておりました。
歳を重ね、将来のビジョンや自分のやりたい事、出来る事や出来ない事、自分が本当にしたい事を追求したいという思いが強くなっていました。

この残りの時間を1人の演奏家として、1人の人間として自分勝手に我儘に使いたいと思ったのです。

この思いは昨日今日湧いた思いではなく、長年何度も考え、考え抜いた僕の決意です。
今、この様に自分にとって大きな決断を下す事が出来たのも、この10年以上の活動をメンバーと沢山の方々の力で充実させて貰えた日々があったからこそだと思います。

僕はメンバーの中でも常にふらふら不安定な奴だったと思います。
一緒に過ごしたこの3人のおかげで人間としても勉強させて貰えましたし、戦友として苦楽を共にしてくれた事がどれほどこの先の難関に立ち向かえる勇気となる事でしょう。

この2019年いっぱいで僕は脱退します。
今年一年、沢山ライブが決まっています。
メンバーが、応援してくれている皆様、関係者の皆様に恩返しさせて貰えるという機会を作ってくれたのです。
本当に素敵なメンバーです。
余す事なく毎秒毎秒大切に精一杯演奏し、楽しみたいと思います。
みんな本当にありがとう。

最後まで読んでくれてありがとう!
残りのライブ、全力で駆け抜けます!
関わってくれた全ての皆様にありったけの感謝をぶつけたいです。
本当にありがとうございました!

佐野優






Ba.佐野優が2019年いっぱいでアカシアオルケスタを脱退することになりました。

こんな事を伝える日が来るなんて思わなかったし、来ない事を信じてやってきました。
ごめんね。ごめんなさい。

とにかく今思うのは、突然伝えられて受け取らされたファンのみんなが今どんな気持ちでいるんだろうっていう事です。

そんなみんなにちゃんと伝えなければとずっと考えているんですが、正直わたし自身まだ整理がつかず、どんな言葉で伝えればいいのかわかりません。

わたしは「アカシアオルケスタはこの4人でこそ」という強い想いを持ち続けていたので佐野から話を聞いた時、悲しくて悔しくて堪りませんでした。
自分の中で複雑な気持ちと日々葛藤しています。

佐野のベース、大好きです。
そして何より笑って生きてほしいから彼の想いを尊重したいと思いました。
佐野を責める気持ちなんてないし、12年間一緒に人生を歩んでくれた事に感謝しています。

彼は2019年のラストライブまでアカシアオルケスタのベーシストです。
それまでにあと何本ライブが出来るかわからないけど、出来る限りみんなに会いに行けるよう4人で考えています。
湿っぽいライブなんてしません。
4人で一本一本大切に、なんだったら今よりもっとカッコよくなってやろうと思っています。
なので、観に来てほしいです。
本当に勝手でごめんなさい。

そしてこれまで4人のアカシアオルケスタを応援し、愛を持って支えて下さった関係者の皆様、申し訳ございません。

佐野の脱退後もアカシアオルケスタは続けます。
これまで以上に一人でも沢山の人とアカシアオルケスタの音楽を共有できるように、力を与えられるように頑張っていこうと思っています。
なのでこれからも応援してもらえると嬉しいです。
よろしくお願いいたします!

あー、平成の終わりになんてこった
佐野のバーカ。(←さっそく責めてる。笑)

藤原岬






今回の発表に際して、メンバー各々のコメントを出しましょうと決定してから数日、あれこれ考えていろんな感情が湧いて(12年一緒にやってきましたからそりゃあね)、書いては消して書いては消してを繰り返して、何度もリセットした結果、辿り着いたのは、想いや感情をあれこれ詰め込むのではなく逆にどんどん削ぎ落として、とことん削ぎ落として、引き算して引き算して最後に残った感情だけ書こうという結論でした。

で、今僕に残った最後の感情は「感謝」でありました。
いろいろありますが今はその気持ちが一番強いかなと。

12年間一緒にメンバーとして過ごしてくれた佐野優への感謝。
この4人としてのアカシアオルケスタを方々でお世話してくださったライブハウス関係者、イベンター関係者、メーカー関係者、スタッフチーム各位への感謝。

そして何より、ここを見て正直悲しい、寂しい想いをしてるであろう、いつも応援してくださる皆さまへの感謝。

年内いっぱいということなので、残りおよそ8ヶ月です。
一本一本のライブ、一曲一曲、一音一音、そしてこの4人での最後の一音まで、一片の悔いも残さぬように常に感謝の気持ちを持って音を出したいなと。

寂しい、悲しい、何で?等、いろんな感情は正直湧くものでしょうけど、それらをとことん削ぎ落として「感謝」をもって残りの4人の時間を過ごしたいと思います。

なので、残りの4人の時間を皆さんにも目一杯楽しんでほしいです。
めちゃくちゃ身勝手なこと言ってると思います。
でも4人の時間が終わることは決まったから、どうせなら楽しみきろうと。

悲観的なお別れじゃなく、最後まで笑顔で過ごせたらと思ってます。

そして今は、最後に皆さんにそう思ってもらえるために頑張ろうという気合が半端ないです。

それが、4人組の1人ではなくオンリー1として再出発する彼への餞別にもなるんじゃないでしょうか。

今はこれくらいで勘弁してください。すいません。

西村広文






ファンの皆さん、関係者の皆さん、この度は佐野が脱退するという残念な報告になってしまいました。

リーダーとして本当に申し訳なく思っています。

メンバー間でこの件について話し合ったのは、実はつい先日のことでした。

短い時間ではありましたが、佐野以外の3人で佐野に歩み寄り、条件面、スケジュール面で最大限佐野の思いを優先し、妥協点を見出そうとしました。
しかし、佐野の『アカシアオルケスタを抜ける』という思いを変える事は出来ませんでした。

4人で話し合う中で、佐野から『自分勝手に我儘にスケジュールを決めたい』という言葉がありました。
バンドはメンバーを含め関係者の皆さんにも協力をいただくチームプレーですから、誰かが自分勝手に我儘に振舞う事はバンドの存続を危ぶみます。
ですので、佐野の決断は僕達にとっては非常に残念なものですが、チームプレーを軸に判断すると正しかったんだと思います。

正直に、飾らない言葉で『バンドに縛られたくない』『自分勝手に生きたい』と言った彼の言葉を、本当に残念ではありますが受け入れることにしました。

アカシアオルケスタにとって佐野の脱退は大きな損失です。

その思いはファンの皆さんとも共有できることだと思います。
佐野の様な有能なベーシストは他にいませんし、彼は作曲家としても有能でした。
そして僕達はミュージシャンとして以前に、12年以上の付き合いの中で人間としての繋がりも深くなっていましたので、彼と一緒に活動できなくなるのはとても寂しいです。

アカシアオルケスタを始める時、藤原が言っていたのは『4人の内、誰か一人でも欠けたらバンドは解散』でした。

その思いはこの12年間変わらないものでした。
つまり『佐野の脱退』は『バンドの解散』を意味します。

しかし、この12年間でアカシアの音楽に触れてくれた人、好きになってくれた人、背中を押されたと言ってくれた人が増えていくにつれ、僕の中で『アカシアの音楽を失いたくない』『アカシアの音楽を守りたい』という思いが大きくなりました。
佐野以外の3人で話し合いの機会を持ち、藤原も、西村も同じ気持ちだということがわかりました。
3人は『メンバーの脱退』による『バンド解散』ではなく、『それでもバンドとバンドの音楽を守る』をいう方向に舵を切ります。

ファンの皆さんと出会えた事が、僕達に3人に勇気をくれ、僕達の背中を押してくれているのだと思っています。

皆さん、本当にありがとう。

この勇気と感謝を音楽に乗せてお返しできる様に、アカシアオルケスタを前に進めていきますので、変わらぬ暖かい応援をいただければ幸いです。

そして『アカシアオルケスタを脱退してでも自分の活動を貫きたい』との強い思いを持った佐野優。
彼の今後の音楽人生が素晴らしいものになる様に見守ってあげてください。

最後に、佐野君へ。

4人で演奏する時間、音楽を作る時間は、俺の人生の中で一番大切で特別な時間やった。
俺自身、辛くてダメになりそうな時、何度アカシアの音楽に救われたか分からん。
自分一人では辿り着けない特別な空間に何度も辿り着けた。
この12年間、楽しいことばかりではなかったけど、それでも世界で一番のバンドメンバーに巡り会えたと思ってる。
アカシア4人で演奏してる時、誰にも負けへんと思えたし、マジで『最強や!』と思えた。
最強の4人でステージに立つと何も怖くなかった。
演奏しながら男3人で岬ちゃんの背中をバンバン押して、それを背中で感じながら岬ちゃんがどんどんパワーアップして、その声がお客さんに届いて、さらに大きなエネルギーになってステージに返ってくる。
そしてアカシアがまた最強になる。
そんな特別な瞬間を何度も味わえた。

素敵な12年間をありがとう。

めちゃめちゃ寂しいやんけ、ちくしょう!

この気持ちどないしてくれんねん、アホボケカス!

俺らメンバーにもファンのみんなにも、めっちゃ寂しい思いさせるんやからな!
そうまでして演奏家としての人生を優先させたいって言ったんやからな!!

頑張れよ!!

行ってらっしゃい!!!!

北川慶祐

|